【薬剤師の転職】20代で転職は早い?実際に転職してみた

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20代で転職するのは早すぎるかな?

今の仕事がつらい…。「入社して3年は転職しない方がいい」って聞いたけど、転職したいな…。

この記事はそんな人のために書きました。

私は新卒でドラッグストアに入社しましたが、3年目で企業に転職しました。ドラッグストアよりも自分に合った環境で働いています。20代で転職したことが今のキャリアにつながりました。

もちろん今の仕事を続けた方がいいケースもありますが、状況次第で20代の転職はプラスに働きます。

今回は20代の薬剤師に向けて、転職するメリットと注意点について解説します!

目次

薬剤師は20代でも転職成功できる!

「20代で転職するのは早すぎる」という意見もありますが、逆に20代だからこそ転職した方がいい場合もあります。

私はドラッグストアからメディカルライターに転職しましたが、これは第二新卒でポテンシャルが評価されたためです。あと数年遅かったら採用してもらえなかったかもしれません。

キャリアチェンジを目指す場合、30代になってからでは間に合いません。薬剤師のキャリアについて書いた本がありますが、この本ではキャリアチェンジのタイムリミットを「33歳まで」としています。

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20代の転職は早すぎると決めつけるのではなく、自分が今転職すべきか一度しっかり考えてみましょう。

薬剤師が20代で転職を考える理由5つ

まずは20代の薬剤師が転職したいと考える理由について解説します。

  • 人間関係がしんどい
  • 年収が低い
  • 「薬剤師に向いていない」と感じる
  • ライフスタイルの変化
  • キャリアチェンジしたい

闇雲に転職しても、今の問題を必ず解決できるとは限りません。転職を成功させるには、まず理由を掘り下げることが大切です。あなたの場合はどれに当てはまるか考えてみましょう。

人間関係がしんどい

薬剤師が転職を考える理由のうち、多くが人間関係です。お局さんがいる、モンスターペイシェントからの当たりが強い…などの問題があると、転職を考える人もいるでしょう。

特に調剤は人間関係が狭く、逃げ場がないことも。私も実習中に指導薬剤師が理不尽なために病んでしまったことがあります。11週だけだったので我慢できましたが、就職先だったら耐えられませんでした。

人間関係に悩む薬剤師に向けて書いた記事はこちら。

年収が低い

「薬剤師は稼げる」と思っていざ就職したものの、思ったよりも手取りが低かった…という薬剤師さんもいるでしょう。

薬剤師は安定して収入を得るには最適の仕事ですが、年収は400~500万円程度。奨学金の返済や税金の支払い、物価が上がっていることを考えると、生活に余裕があるとは限りません。「転職して今よりも高収入を狙いたい」と考えるのも無理はありません。

「薬剤師に向いていない」と感じる

「いざ薬剤師になってみたものの、働いてみたら自分に合わなかった」というケースもあります。薬剤師は患者さんの健康を守る大事な仕事ですが、合わない仕事を続けるのは苦痛ですよね。

私もドラッグストアで働いていたときに「向いてないな」と思いながら働いていました。毎日の仕事に変化をつけたい、もっとクリエイティブな仕事がしたいと思い、3年目に転職活動をスタートします。

薬剤師として働く自分に違和感を感じたら、キャリアの見直し時かもしれません。

ライフスタイルの変化

20代のうちに結婚や出産を経験する薬剤師さんもいます。ライフスタイルの変化により、同じ職場で働き続けるのが難しくなる場合もありますよね。

フルタイムで働きながら家事・育児と仕事を両立するのはかなりハードです。調剤は在宅ワークができないこともあり、両立できる仕事に転職したいと考える薬剤師さんもいるでしょう。

夫婦ともにフルタイムで働く家庭もありますが、働き方に唯一の正解はありません。今の自分に合ったライフスタイルを送るため、転職を検討するのは自然なことです。

キャリアチェンジしたい

働いているうちに考え方が変わり、今とは違った働き方に興味を持つこともあるでしょう。

私は新卒でドラッグストアに就職しましたが、コロナ禍で誤った情報が広まる様子を見て「医療の正しい情報を伝える仕事がしたい」と思い、メディカルライターに転職しました。

キャリアチェンジをするなら20代のうちがおすすめです。30代を過ぎてから未経験の仕事に転職するのは難しくなります。自分のなりたいキャリアへ向けて、転職活動を進めましょう。

薬剤師が20代で転職するメリット

薬剤師が20代で転職するメリットは、次の3点です。

  • ポテンシャル採用で未経験の仕事に挑戦できる
  • 転職後にじっくりキャリア形成できる
  • 企業への転職も狙える

30代以降の転職は即戦力を求められますが、20代であれば第二新卒として仕事を教えてもらう期間がもらいやすいです。もちろん一日でも早く戦力になる努力は必要ですが、能力より意欲やポテンシャルを評価してもらえます。

ポテンシャル採用で未経験の仕事に挑戦できる

20代のうちに転職すると、未経験の仕事でも採用してもらいやすい傾向にあります。若手であればポテンシャル採用のチャンスがある、つまり経験より熱意や適性を考慮してもらえるからです。

20代のうちに転職した場合、新卒から働いている人と歳が近いので転職後も職場になじみやすいです。私も転職してから同じチームの仲間と仲良くなり、コミュニケーションが取りやすいと感じています。

30代、40代になってから未経験の仕事に転職するのは難易度が高い傾向にあります。求人を探したら経験者採用ばかりだった、ということも。なんとか転職したとしても、上司が年下だったら仕事を教えてもらいにくいかもしれません。せっかく転職したのに、転職先でスキルを身につけられなかったらもったいないですよね。

転職後にじっくりキャリア形成できる

20代のうちに転職した場合、転職後のキャリアが長いのでじっくりキャリア形成ができます。転職先で経験を積めばマネジメントを任されることもありますし、昇進して年収アップも狙えるかもしれません。

せっかく転職してもすぐ定年を迎えるとしたら、会社で働ける期間は長くありません。企業もコストをかけて採用するからには、長く働いてほしいと思っています。

20代から転職することで、転職後にキャリアアップするための期間を十分に確保できます。

企業への転職も狙える

転職して調剤から離れたい、違う仕事に挑戦してみたいという人は企業への転職も検討しましょう。未経験から企業に転職するのは難しいですが、20代であればポテンシャル採用が狙えます。

3企業でも薬剤師の知識を活かす機会はありますので、資格は決して無駄にはなりません。今まで勉強してきた内容を活かしつつ、ビジネススキルも身につけられます。稀少価値の高い薬剤師を目指せますよ。

もし企業の仕事に興味があるなら、今のうちに行動しましょう。

薬剤師が20代で転職するためのポイント5つ

薬剤師が20代で転職する際、注意点もあります。転職するなら次の5つは心がけておきましょう。

  • 「なんとなく」で決めない
  • 自己分析をしておく
  • 転職以外の解決策も考える
  • 転職先に求める条件を決めておく
  • 転職エージェントの意見に流されない

転職はキャリアの可能性を広げられますが、決して魔法ではありません。転職してから後悔しないよう、慎重に判断しましょう。

「なんとなく」で決めない

薬剤師さんの中には、「なんとなく」という理由で転職する人もいます。

私が実習で通っていた薬局でも、「なんとなく他の職場で働きたい」という理由で退職された方がいました(他に理由があったのかもしれませんが…)。薬剤師は資格さえあれば「なんとなく」でも転職できてしまいますが、転職した結果もっと合わない職場にあたるリスクもあります。

転職を考える際は、動機や今後のキャリアを十分に考えた上で決めましょう。

自己分析をしておく

転職活動をするなら自己分析は必須です。この記事の前半で書いたように、転職したいと思う原因を探るのも自己分析の一環になります。

自己分析が不十分なまま転職活動にのぞむと、面接で志望動機や自己PRが担当者に伝わりません。自分について知らなければ、転職しても次の仕事が自分に合っているかわかりませんよね。

「自己分析ってどんなことをしたらいいの?」と思う方は、診断ツールを使ってみるのも手です。ミイダスを使うと、無料で仕事の適性だけでなくマネジメント適性やストレス耐性までわかります。私も転職活動の際に利用していました。

転職以外の解決策も考える

転職する前に、今の悩みを解決する方法が他にないか考えましょう。例えば人間関係に悩んでいたとして、もし異動や上司への相談によって解決できれば転職する必要はありません。転職する前に、今の職場でできることはないかもう一度考えましょう。

私もドラッグストアで人間関係に悩んでいたのですが、心身を壊したことをきっかけに休職しました。すぐに辞めるのではなく一度休んでじっくり考える期間をつくったことで、冷静に自分のキャリアを考えられました。

転職先に求める条件を決めておく

転職活動を始める前に、次の職場に求める条件を決めておきましょう。なんとなく求人を見ていても目移りしてしまい、自分の希望に近い求人を見つけられません。

今の職場を離れたい一心で適当に転職先を決めてしまうと、転職後も今と同じ問題にあたる可能性もあります。年収が低いから転職したのに、転職後の年収がさほど変わらなかったら困りますよね。

具体的には次の点を考えておくといいでしょう。

  • 年収(将来の見込み含む)
  • 場所、アクセス
  • 人間関係
  • 規模
  • 仕事内容
  • そこで目指せるキャリア

希望の条件を考えたら、優先順位もつけておきましょう。全てを100%満たす職場はないので、転職活動をするうちに必ず取捨選択が必要になります。

転職エージェントの意見に流されない

転職について調べていると、転職エージェントをすすめられることもあるでしょう。私も転職サイトや転職エージェントは利用すべきだと思いますが、使い方には注意が必要です。

転職エージェントの目的は「あなたにとってベストな選択をすること」ではなく「あなたが転職すること」なので、転職エージェントの意見は必ずしもあなたにとってベストとは限りません。

あなたのキャリアはあなた自身が責任を持って決めるもの。転職エージェントの意見は、あくまで参考にすることをおすすめします。転職エージェント自体は転職活動の心強い味方になりますので、うまく付き合い自分にとってベストな転職をしましょう。

初めて転職する場合、転職サイトの利用がおすすめ

初めて転職する場合、転職サイトに登録しておくことをおすすめします。転職サイトを通さずに応募する方法もありますが、転職に慣れていない場合はあまりおすすめしません。

転職サイトに登録すると、次のメリットがあります。

  • 非公開求人が見られる
  • 最新の転職事情を教えてもらえる
  • 面接対策、書類の添削を受けられる
  • 条件に合った求人を探してくれる
  • 面接に同行してもらえる場合も

初めて転職するならファルマスタッフがおすすめ。私も実際に登録しましたが、担当者の対応が非常に丁寧でした。大手の転職サイトなので、求人も豊富です。

まとめ

今回は20代の薬剤師が転職したいと考える理由と20代のうちに転職するメリット、注意点について解説しました。20代の転職は必ずしも早いとは限りません。特にキャリアチェンジを考えている場合、転職は早いうちの方がいいでしょう。

なお、冒頭でも紹介しましたが、キャリアについて悩んでいる方はこちらの本がおすすめです。薬剤師のキャリア形成について、実際のケースを使って解説しています。

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20代の薬剤師に関するQ&A

20代の薬剤師、平均年収はどれくらい?

厚生労働省/令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況によると、平均年収は20代前半の薬剤師で352.7万円、20代後半の薬剤師で456.7万円です。

年収を上げるには?

ドラッグストア薬剤師は年収が高めなので、ドラッグストアに転職することで年収アップが見込める場合があります。

「薬剤師は年収が低い」と聞いたけど本当?

20代の年収に限れば決して低くはありません。しかし30代、40代になるにつれ他の仕事より年収の伸びしろが少ない傾向にあります。20代のうちに経験やスキルを積んでおくことが大事です。

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