【薬剤師の転職】企業で未経験から働くには?実際に成功した例を紹介

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薬剤師として働いていて、「調剤、自分に合わないな…」「もっと違うキャリアを選べないかな」と考えている方もいるかもしれません。一方、企業で働く薬剤師は少ないので、企業に興味があっても実際に転職した話はなかなか聞かないのではないでしょうか?

私は薬剤師ですが、ドラッグストアから企業に転職しました。転職は大変でしたが、調剤よりも自分に合った環境で働けています。

この記事を読めば、薬剤師が未経験からでも狙える企業の仕事や、企業に転職する方法がわかります。

目次

薬剤師を辞めて違う仕事はできる【ドラッグストア→企業に転職できました】

一般的に、「薬剤師が未経験から企業に転職するのは難しい」と言われています。確かに薬局やドラッグストアよりも転職する難易度は上がりますが、決して不可能ではありません。

私は新卒でドラッグストアに就職しましたが、2年目で適応障害により休職したことをきっかけに転職を決意しました。転職活動を行った結果、無事にメディカルライターの仕事で内定をもらい、今もその会社で働いています。

勤務していた期間が3年より短くても、ドラッグストア勤務で大したキャリアがなくても、薬剤師を辞めて違う仕事に就くことは可能です。

薬剤師が未経験からでも狙える企業の仕事にはどんなものがある?

薬剤師が未経験からでも狙える仕事には、主に次のようなものがあります。

  • 卸や企業の管理薬剤師
  • コールセンター
  • CRA
  • CRC
  • SMO
  • メディカルライター
  • 製薬会社の学術・DI
  • MR
  • 薬事
  • 薬剤師と全く関係ない職業

いずれの仕事も調剤より求人数は多くありませんが、募集は常にありますのでまずは探してみましょう。

私は上記の中にあるメディカルライターに転職しました。仕事は決して楽ではありませんが、土日休みでテレワークもできるのでドラッグストア時代よりも働きやすいと感じています。

薬剤師と全く関係ない職業を目指す場合、資格によるアドバンテージが得られないことは覚悟しておきましょう。

たとえばエンジニアになる場合、薬剤師免許を持っていても通常より給与が上がることはありません。「それでもやりたい!」というのであれば挑戦しましょう。

私も薬剤師と関係ない仕事を模索しているとき、プログラミングを勉強していたこともあります。

他に挑戦してみたい仕事がある場合、まずは副業から始めるとリスクが低いので安心です。このブログでは転職だけではなく、副業についても紹介しています。

企業の求人を探す場合、一般向けの転職サイトがおすすめ

「薬剤師の転職=薬剤師向けの転職サイトを使う」というイメージがあるかもしれませんが、企業の求人を探す場合は一般向けの転職サイトがおすすめです。

理由は簡単に言うと「企業の転職に特化したサイトだから」です。書類選考から面接まで、薬局と企業では内容が全く異なります。企業に転職するなら、それに特化した対策が必要です。

もちろん、薬剤師向けの求人を探す場合は薬剤師向けの転職サイトを使うといいでしょう。薬局や病院、ドラッグストアに転職したいのであれば、わざわざ一般向けの転職サイトを使う必要はありません。

一般向けの転職サイトをおすすめする具体的な理由を3点挙げると、次の通りです。

  • 企業の求人が豊富だから
  • 薬剤師向け転職サイトより職種が幅広いから
  • 企業に特化したサポートを受けられるから

それぞれ具体的に解説していきます。

企業の求人が豊富だから

企業の求人に限って言えば、一般向けの転職サイトの方が薬剤師向けより豊富です。

薬剤師が狙える企業の求人は、ただでさえ多くありません。少しでも選択肢を増やすためにも、一般向けの転職サイトに登録しておきましょう。

調剤より内定をもらうハードルも高いので、企業に転職したい場合は複数の会社に応募するのがスタンダードです。私が転職活動を始めたときも、まずは4~5社に応募しました。

少ない選択肢を増やすのは難しくても、多い選択肢を減らすのは簡単ですよね。

薬剤師向け転職サイトより職種が幅広いから

薬剤師向けの転職サイトでも企業の求人を探せますが、一般向けの転職サイトから探した方が職種の幅は広がります。

薬剤師向けの転職サイトでは卸、企業の管理薬剤師など薬剤師免許が必須の仕事を中心に紹介している傾向があります(薬剤師向けの転職サイトなので当然ですが)。

一般向けの転職サイトは、薬剤師免許にかかわらず応募できる仕事を紹介しています。薬剤師免許が必須ではない分ライバルも増えますが、しっかり対策して臨めば大丈夫。自分に合った仕事を探すためにも、一般向けの転職サイトでいろいろな仕事を調べてみましょう。

企業に特化したサポートを受けられるから

企業の場合、選考が多岐に渡ります。実際に私が企業で受けた選考は次のような流れでした。

書類選考→一次面接→SPIや課題→役員面接→社長面接

薬局やドラッグストアに転職する場合、書類選考→面接→内定という流れのところが多いでしょう。比較すると企業の選考は手順が多く、薬剤師職とは質が違うことがわかります。

企業では各選考の難易度も高く、中途半端な対策では内定をもらえません。一般向けの転職サービスは企業への転職に対する実績やノウハウが充実しているので、選考対策の心強い味方になります。

また、転職エージェントを利用していれば、対策で不明な点があればその都度相談できます。私も転職活動中に職務経歴書のチェックや、模擬面接をお願いしました。企業への転職は難しいので、自力にこだわるよりプロの手を借りた方がスムーズに選考を進められます。

薬剤師が未経験から企業に転職するコツ

薬剤師が未経験から企業に転職するのは難しいですが、モチベーションがあり、選考に対して正しい対策をしていれば決して不可能ではありません。

実際に私が転職に成功したとき、実際に心がけていたポイントを紹介します。

  • 今までの経験を深堀りしてアピールする
  • 第二新卒、遅くても30代前半に転職する
  • 入社してからのビジョンを明確にする

それぞれ具体的に解説します。

今までの経験を深堀りしてアピールする

未経験の仕事に挑戦するとしても、今までの経験を活かせるポイントはあります。選考でしっかりアピールするためにも、今までの経験を事前にしっかり棚卸ししておきましょう。

薬剤師の資格が必須でなくても、薬剤師は今まで薬学を6年間勉強してきたことの証明になります。企業の仕事とは関係ない調剤であっても、仕事の進め方やコミュニケーションで工夫した点を積極的にアピールしましょう。

私が転職活動で自己PRを求められたときは、前職のOTC販売で商品の配置を工夫して売り上げをアップさせた経験を話しました。面接の手ごたえは良く、話したときの面接は無事にパスしました。企業の仕事で商品を販売することはありませんが、考えて仕事をしている姿勢がプラス評価になったのかなと思います。

まだ就職して間もなく、仕事の経験が少ないという場合は大学時代の経験を掘り下げてみましょう。卒業研究で取り組んだことやサークル、アルバイトの経験も盛り込めばボリューム不足は解決できます。私も転職活動中、面接では卒業研究の内容について話しました。

特に学術に関わる仕事へ転職する場合、大学や病院で研究に取り組んだ経験があるとプラスポイントになります。どんな研究を行ったか、課題をどのように解決したか説明できると好印象です。

第二新卒~遅くても30代前半に転職する

未経験から企業に転職するのであれば、早いうちに転職した方が有利です。企業の立場からすると、未経験の人を採用するなら今後少しでも働いてくれる期間が長い人を採用したいですよね。

30代前半でなければ絶対に不可能というわけではありませんが、転職エージェントの方には「未経験から企業に転職する場合、30代前半を過ぎると厳しい」と言われました。

よく「一度入った会社は最低でも3年勤めた方がいい」なんて意見も耳にしますが、少なくとも企業に未経験で転職したいのであれば3年を待たず今から転職した方が有利です。今は3年以内の転職も珍しくありません。

私も新卒で入社したドラッグストアを2年で辞めて企業に転職しました。第二新卒だったからか転職活動はスムーズに進み、前職にいた期間が3年以内だからといって採用を渋られることはありませんでした。

もし転職を迷う理由が勤務している年数なら、気にせず転職に挑戦することをおすすめします。今の仕事の勤務年数が短いことを気にするより、長く働ける転職先を見つけた方が生産的です。

入社してからのビジョンを明確にする

企業に限らず、転職はゴールではなくあくまでスタート地点です。転職活動の段階であっても、入社してからのビジョンを明確に持っておきましょう。

私も実際に面接で「入社後どんなキャリアを描いているか」を問われ、具体的に答えられず困ったことがあります。「とりあえず転職できればいいや」と思っていると、私のように面接で突っ込まれると答えられなくなってしまいます。

仮に転職がうまくいって企業に転職できたとしても、入社後にミスマッチが起きるかもしれません。

転職する際は自分がどんなキャリアを歩みたいか、なぜその会社に入りたいのかを明確にして選考に臨みましょう。

まとめ

今回は薬剤師が未経験から企業に転職する方法について解説しました。

企業への転職は大変ですが、調剤とは違うキャリアや在宅ワーク、土日休みなどさまざまなメリットがあります。

「調剤が合わない」「企業で働いてみたい」と思ったら、今回の内容を参考にして今から転職活動を始めてみましょう。

一般向けの転職サイトでどれを使うか迷っているなら、dodaエージェントサービスがおすすめです。

このブログでは転職する方法だけでなく、自己分析の方法や企業の仕事内容についても紹介しています。

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