dodaって広告でよく見るけど、薬剤師の転職にも使えるの?
薬剤師が実際にdodaを使った感想を知りたい!
この記事はそんな人のために書きました。
広告でdodaを見かけて、薬剤師でも利用できるのか気になった人もいるかもしれません。
一方で薬剤師がdodaを利用した体験談を調べても、あまり見つからないのではないでしょうか?
私は新卒でドラッグストアに入社して、入社3年目で未経験から企業へ転職しました。その際にdodaも利用していたので、実際の体験をもとdodaを使った転職が向いているケースについて書いていきます。
この記事を読めば、dodaが自分に合っているかがわかります。
doda以外を使った方がいい場合についても、どの転職サイトを使うといいかおすすめを載せていますので、自分に合った転職サイト選びに役立ててください!
dodaのリンクはこちら→dodaエージェントサービス
原則は薬剤師向けの転職サイトがおすすめ
薬剤師が転職するとき、原則は薬剤師専門の転職サイトがおすすめです。
私はdodaと薬剤師向け転職サイトの両方を使ってみましたが、薬局や病院、ドラッグストアへ転職する場合はdodaをわざわざ利用する必要はないと感じました。
薬剤師向け転職サイトの方が求人を探しやすく、転職先に関する情報も豊富だからです。
一方、もしあなたが企業への求人を探している場合はdodaがおすすめです。
dodaは一般向けの転職サイトなので企業の求人数は多く、20万件以上の中から求人を探せます(2023年11月時点)。
中には薬剤師でも狙える求人もあります。
薬剤師が未経験から企業に転職した体験談については、こちらを参考にしてください。
dodaで転職をするメリット3つ
(画像はdodaより引用)
dodaで転職活動をするメリットは次の3点です。
- 幅広い求人を見られる
- マッチング機能で狙えそうな企業が応募前にわかる
- エージェントに登録すると一般的な転職について教えてもらえる
それぞれ解説していきます。
※前提として、dodaは転職サイトとエージェントサービスがあります。サイトのみ登録もできますが、求人の中にはエージェントの登録が必須のものも多いので、dodaを利用する場合は両方登録しておくといいでしょう。
幅広い求人を見られる
薬剤師が転職できる企業の選択肢は決して多くありません。
ただでさえ選択肢が少ないので、応募の時点でなるべく多くの求人を調べておく必要があります。
dodaの求人数は20万件以上、「企業 薬剤師」で検索すると1,000件以上ヒットします(2023年11月現在)。
企業への転職にあたり、選択肢を確保しておく手段としてdodaはおすすめの転職サイトです。
マッチング機能で狙えそうな企業が応募前にわかる
私が実際に使ってみて印象が良かったのはマッチング機能です。
魅力的な求人を見つけたときに「気になる」ボタンを押しておくと、相手からも「マッチング成立」の反応が返ってくることがあります。
スカウトと違いこちらからアクションした企業としかマッチングは成立しないので、狙いを絞って反応が見られます。選考の通過を保証するものではありませんが、マッチングが成立すると自信になりますよね。
ちなみに、ここでマッチングが成立しなくても選考には通過できることもあるので、目当ての企業から反応がなくても心配はいりません。私もマッチングしていない企業にも応募しましたか、最終面接まで進めました。
あくまで目安程度に使いましょう。
エージェントに登録すると一般的な転職について教えてもらえる
dodaを利用すると、職務経歴書のチェックや面接など一般的な企業の対策について十分にサポートが望めます。
薬剤師職の選考と一般的な企業の転職活動は勝手が全く異なります。実際に企業を受けた経験がないと、一般企業への転職活動はわからないことだらけです。
志望理由の書き方や面接で聞かれること、課題やSPIがあればその対策についても一から取り組むことになります。
転職活動の経験が少ない場合、経験も情報も一人で入手できる範囲には限界があります。そんなとき身近に相談できるプロがいると心強いですよね。
私も提出前、エージェントに職務経歴書を添削してもらいました。一度目に提出したものはほとんど書き直しになりましたが、修正した内容で書類選考を通過することができました。書き直さないまま提出していたら選考に通らなかったかもしれません。
薬剤師がdodaを使う際の注意点3つ
薬剤師でもdodaは登録できますが、以下の点に注意が必要です。
- 病院や薬局、ドラッグストア転職には不向き
- 転職エージェントは当たり外れがある
- 応募する求人を絞り込むのが大変
求人数は多いのですが、転職エージェントの質や求人の内容に注意が必要です。
それぞれ解説します。
病院や薬局、ドラッグストア転職には不向き
dodaは薬剤師に特化したサービスではなく、あくまで一般向けの転職サイトです。薬剤師向けの薬局やドラッグストア、病院の求人もあるにはあるのですが、登録販売者向けの求人に埋もれてしまったり、数が少なかったりと使いづらく感じました。
企業以外の求人を探している場合は薬剤師向けの転職サイトを使うのがおすすめです。
dodaにも求人はあるのですが、あえてdodaを利用するメリットはありません。
転職エージェントは当たり外れがある
薬剤師向けのサービスではないこともあり、私があたった転職エージェントは正直なところ医療業界に対する知識があまり豊富ではないという印象を受けました。
転職エージェントの意見は参考になりますが、全て鵜呑みにする必要はありません。転職エージェントも結果を出そうと必死なので、どこのエージェントを使うにしても転職を強くすすめたり決断を急かしたりする場合があります。
「このエージェントは合わないな」と感じたらエージェントを変えてもらうか、他の転職エージェントを利用しましょう。
私はdodaを情報収集のためと割り切って使いつつ、ビズリーチも併用しました。
応募する求人を絞り込むのが大変
求人数が多いこと自体はメリットですが、dodaを利用しているとたくさんの求人が送られてくるため、転職先を絞り込むのが大変です。転職エージェントのすすめるままに応募しているとスケジュール、体力ともに余裕がなくなります。
転職したら終わりではなく、その後もやりがいをもって働くためには自分の軸に沿った転職先選びが重要です。
必ず自分の中で軸を決めてから、スケジュール上無理のない数に絞って応募しましょう。
転職の軸を決めるためには、自己分析が欠かせません。「自己分析ってどう進めたらいいのかわからない」という人はミイダス
企業の求人を探したいならdodaはおすすめ
今回は薬剤師がdodaを使うメリットと注意点について解説しました。
転職サービスはかしこく選んで、悔いのない転職活動をしましょう。
なお、調剤薬局やドラッグストアから企業へ転職する場合は早い方がおすすめです。いずれ企業へ転職すると決めたなら、調剤の経験だけでは企業への転職で評価されにくいからです。
この記事があなたの転職活動に役立てば幸いです!