ミイダスって薬剤師には使えないんじゃない?一般企業向けっぽいし・・・
ミイダスで検索すると「しつこい」とか「電話」とか出てくるけど使っても大丈夫なの?怪しい・・・
この記事はそんな人のために書きました。
私は薬剤師ですが、転職活動にあたりミイダス
ミイダス
ミイダスには「可能性診断」という機能が付いており、その診断結果が薬剤師にも役立つと感じました。
この記事を読めば、薬剤師がミイダスを有効活用するためのコツがわかります!
なおこの記事は薬剤師向けに書いていますので、それ以外の方やミイダスの診断自体を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ミイダスは自己分析ツールとして薬剤師にも使える
ミイダス
ミイダスは特にこんな薬剤師におすすめです。
- 薬剤師に向いてない気がする…。
- 転職活動を始めるにあたり、まずは自己分析したい!
- 仕事の人間関係で悩んでいる
ミイダスは仕事の適性だけでなくマネジメント適性、考え方のクセまでわかります。ずっと調剤で働くとしても自分の強みや対人スキルについて知っておいて損はないでしょう。
他の診断ツールも使ったことがありますが、ここまで仕事に特化して自分を掘り下げて調べられるツールはありませんでした。
ミイダスは怪しい?電話がかかってくる?→かかってきたことないです
ミイダス
私もサービスを利用する前に調べてみましたが、電話がかかってくるのは個人宛にではなく、企業の人事担当者宛のようです。ネガティブなキーワードは主に法人営業について書かれたものか、私たちと同じく使う前に心配して検索した人のようです。
実際に私が登録してから1年以上経ちますが、電話がかかってきたことはありません。
登録してから退会もできるので、興味があるなら気軽に登録してみましょう。
使い方に注意!賢く使おう
ミイダス
- 調剤の求人は少ない
- 一回の分析に時間がかかる
- 市場価値はあまり参考にならない
それぞれ解説していきます。
調剤の求人は少ない
ミイダス
試しに私が住んでいる県で医療機関・薬局の求人を調べてみると、薬剤師向けの求人は4,5件くらいしかヒットしませんでした。あなたがもし調剤への転職を考えているなら、他の転職サイトと組み合わせて使いましょう。
なお企業の求人は豊富なので、薬剤師以外の仕事を考えているなら求人が参考になるかもしれません。
一回の分析に時間がかかる
他の診断ツールは10分もあれば終わり、結果を見ることができるものが多いです。しかしミイダスの診断はそれぞれ30~40分かかります。私も実際に使ってみて面倒に感じましたが、結果を見ると手間をかけただけ充実した結果を得られました。
簡単な心理テストのような診断ツールであればサクッと終わりますが、仕事に対して直接活用することはできません。人との会話でネタに使う、自分のことを見つめ直すことはできても自己分析には不十分です。
ミイダスは仕事に特化した診断ツールなので、結果を直接自己分析や転職活動に活用できます。時間はクオリティの高い結果を得るために必要なコストと考え、時間に余裕がある時にゲーム感覚で使ってみるといいでしょう。
市場価値はあまり参考にならない
プロフィールを登録すると「あなたの想定年収」として金額が提示されますが、あまり当てになりません。リアルな市場価値を知りたければビズリーチの方がおすすめです。
私がミイダスでプロフィールを登録すると想定年収は700万でしたが、そんなにもらったこともなければそれだけもらえる求人を見たこともありません・・・。
一方でコンピテンシー診断、共感スキル診断、バイアス診断ゲームは自己分析に活用できたので、そちらはぜひ参考にしてみてください。全部受けるのが面倒という人はコンピテンシー診断だけでも受けてみるといいですよ。
コンピテンシー診断では、職務適性やパーソナリティの特徴、ストレス要因、相性の良い上司・部下のタイプなど、ビジネスマンとしてのコンピテンシー(行動特性)を分析できます。
それでも自己分析ツールとしては一番おすすめ
薬剤師が利用する上で注意点もありますが、それでもミイダスは薬剤師におすすめのツールです。
薬剤師がミイダスを使うと、次のようなメリットがあります。
- 薬剤師という仕事を抜きにして、自分を見つめ直すことができる
- マネジメントやストレス耐性もわかるので、今後の働き方を考える材料になる
- 職務経歴書、自己PRの文章にそのまま使える
薬剤師という仕事を抜きにして、自分を見つめ直すことができる
私たちは薬学部に入ってから今まで「薬剤師」または「薬剤師の卵」として見られてきました。しかし薬剤師を抜きにして、一人の社会人として自分の適性を考える機会は今まであまり多くはなかったのではないでしょうか。
キャリアに悩んだときはまず、自分を見つめ直すことから始めるべきです。自分の軸がなければ、転職エージェントの意見や見栄えのいい求人、世間の「こうすべき」という意見に流されてしまいます。
働いていてあなたが「薬剤師に向いていないのではないか」と感じたときも、このツールの使い時です。私も友人に似たような相談をされたことがありますが、彼女の場合は仕事に向いていないのではなく、上司の心ない言葉に自信を失くしているだけでした。彼女は転職してから仕事に向いていないという悩みはなくなり、転職先で生き生きと働いています
薬剤師という枠にとらわれずに自分が向いている仕事を客観的に調べることができるのが、ミイダスの強みです。
マネジメントやストレス耐性もわかるので、今後の働き方を考える材料になる
薬剤師の働き方は多様で、絶対の正解はありません。薬剤師として年収を挙げたければ管理薬剤師としてマネジメントを担う選択がありますし、ワークライフバランスを大事にしたければパートで働く選択もあります。私のように薬剤師の仕事ではなく、企業へ転職して新たなキャリアを目指す方法もあります。
仕事を選ぶ際に大事なのは収入、ステータスではなく「自分に合っているかどうか」ではないでしょうか。特に薬剤師であれば、基本的にはどんなキャリアを選んでも大きく生活に困ることはありません。ミイダスは仕事の適性だけではなく、自分がストレスを感じやすい要素や自分のパーソナリティを教えてくれます。
今の仕事がしんどいという人は、自分の適性と環境が合っていない可能性も。
ここで、実際に私が診断結果から自分のことを振り返った経験を紹介します。私はドラッグストアで働いていたときに適応障害になったのですが、診断結果から当時の職場がいかに合っていなかったか改めてわかりました。
当時働いていた店の店長は体育会系で上下関係に厳しく、「とにかく数字を伸ばせ!」というプレッシャーをかけてくるタイプでした。私のストレス耐性がほとんどない要素と丸々被っています・・・。適応障害になるまで追い込まれてしまいましたが、早めにミイダスを使っていれば見切りを付けて異動の希望を出したり、転職活動を早めに始めたりできたかもしれません。
逆にクリエイティブな仕事、自分で裁量を持って進める仕事に適性が高かったので、現職のメディカルライターは私に向いているようでした。転職活動をせず現職を続けるとしても、ミイダスの結果を通して自分の選択に自信を持つこともできますね。使い方は人それぞれです。
余談ですが、適応障害になったときの体験談はこちら。
職務経歴書、自己PRの文章にそのまま使える
転職活動をするときは、企業の担当者から良く見られたいですよね。一方で見栄を張ったり嘘を吐いたりしても、適性検査や面接で見抜かれる可能性はあります。自分の性質になるべく素直に、かつ自分の特徴を前向きに伝えることで担当者に好印象を与えることができます
また、転職活動時の応募先によっては選考にも適性検査があります。私も学生時代に受けたドラッグストアで面接前に適性検査を受けました。
検査は性格について問うものであり設問自体は簡単なのですが、担当者が検査の結果を踏まえた質問をしてくることがありました。もし職務経歴書や面接時の人物像と適性検査の結果が食い違っていたら、担当者から厳しい指摘が入っていたかもしれません。正しく自分を理解することは転職活動において通過率アップにもつながりますし、自分の適性と職場のミスマッチも防ぐことができます。
ミイダスは仕事に悩む全ての薬剤師におすすめ
ミイダス
ミイダス
- 薬剤師に向いていないのかも・・・と不安に思っている人
- 転職を考えているけれど、自己分析でつまづいている人
- 今の仕事を続けるか、転職するか迷っている人
薬剤師に向いていないかも…という人向けは、こちらの記事も参考にしてください。薬剤師の適性1%の私が自分に向いている仕事を探しに悪戦苦闘した体験を書いています。
あなたがミイダスを通して、充実して働けるようになることを祈っています!