ビズリーチって広告で見るけど、薬剤師も使えるの?
実際にビズリーチを使ってみた薬剤師の意見を聞きたい!
この記事はそんな人のために書きました。ビズリーチは薬剤師向けの転職サイトではありませんが、転職の目的や使い方によっては薬剤師にもおすすめのサービスです。
私はビズリーチを使って転職に成功し、ドラッグストア→企業に転職しました。今はメディカルライターとして、自分に合った働き方をしています。
今回は「ビズリーチがどんな人におすすめなのか、どんなメリット・デメリットがあるのか」について、私の体験を踏まえて解説します。
企業に転職したいならビズリーチがおすすめ
(引用元:https://bizreach.biz/landing/brand/)
ビズリーチは薬剤師の中でも、企業に転職したい方や薬剤師(調剤)以外の仕事に興味がある人におすすめの転職サイトです。
逆に薬局やドラッグストアに転職したい人、調剤でキャリアアップしたい人は薬剤師向けの転職サイトがおすすめです。
一般向けの転職サイトは複数ありますが、ビズリーチはスカウトを待つタイプの転職サイトであること、ハイクラス向けのため質が高い求人がそろっていることが特徴です。
薬剤師がビズリーチを使うメリット3点
薬剤師がビズリーチを使うメリットは次の3点です。
- キャリアの幅が広がる
- キャリアアップを通して高収入が狙える
- 自分の市場価値がわかる
順番に詳しく説明していきます。
キャリアの幅が広がる
転職活動を始めたころは手探りで情報収集をしていましたが、自力だけではどんな仕事があるかわかりませんでした。ビズリーチで届いたスカウトを見て選べる仕事の選択肢を増やすことができたのです。
私が受け取ったスカウトを見たところ、次のような業種のスカウトが来ていました。
- メディカルライター
- 薬事
- 治験コーディネーター(CRC)
- 臨床開発モニター(CRA)
- 倉庫の管理薬剤師
中には珍しい求人もあり、届いたスカウトを見るだけでもキャリアの選択肢を広げられます。
薬剤師が狙える企業の求人は決して多くはないので、あらかじめ選択肢を増やしておくことが重要です。
キャリアアップを通して高収入が狙える
ビズリーチはハイクラス向けの転職サイトです。薬剤師の仕事で年収700万円以上を狙うのはかなり難しいですが、企業に転職すれば将来的にそれくらいの年収を狙えます。
私の上司は「成績が良かったときボーナスで100万円以上もらった」と言っていました。ボーナスも年3回あり、私もドラッグストア時代から年収アップに成功しています。
薬剤師の年収はベースが高い反面、500万円前後で頭打ちになりがちです。薬局に勤めている友人は、業績悪化を理由にボーナスがもらえず、収入が心もとないと言っていました…。
薬局やドラッグストアでも年収アップできる選択肢はありますが、将来の伸びしろまで考慮すれば企業の方が高収入を狙いやすいです。
自分の市場価値がわかる
これまで企業の転職についてメリットを中心に説明しましたが、一方で薬剤師が企業に転職するのは難しいのも事実です。
企業に応募するのが初めての場合、どんな企業が狙えるのか、今の自分がどれくらいの年収を目指せるのか全くわかりません。
特に年収の相場は調剤と大きく異なります。おおよその相場を把握していないと、転職活動を始めてから企業側と認識がずれてしまうかもしれません。
最初にビズリーチに登録していれば、届いたスカウトを通して自分の市場価値を把握できます。
薬剤師がビズリーチを使うときの注意3点
薬剤師がビズリーチを使うときに注意したいのが、次の3点です。
- 薬剤師職の求人は少ない
- 求人検索には不向き
- 登録に審査がある
順番に詳しく説明していきます。
薬剤師職の求人は少ない
冒頭でもお伝えしたとおり、調剤の求人は多くありません。
実際に薬剤師として登録してスカウトを待ってみましたが、薬局・病院からのスカウトはわずか数件だけでした。
今後のキャリアを調剤など薬剤師職で考えているなら、ビズリーチより薬剤師向けの転職サイトがおすすめです。
求人検索には不向き
ビズリーチは登録後、基本的にスカウトを待つスタイルで転職活動が進みます。
自分で求人を調べたり、一刻も早く転職先を探したいのであれば他の転職サイトを使うといいでしょう。ビズリーチだけで転職活動を進めるのが心もとなければ、複数の転職サイトを組み合わせるのも手です。
私が企業への転職活動をしていたときは、ビズリーチとdodaエージェントサービス
薬剤師がdodaを使ってみた感想はこちら。
登録に審査がある
ビズリーチの登録には審査があります。誰でも利用できるわけではありません。
薬剤師でも審査に通るのか心配になる方もいるでしょう。
審査の基準は公開されていませんが、現在の仕事が企業でないからといって落とされることはありません。私もドラッグストアに就職していたときに登録しましたが、問題なく審査に通りました。
もし審査に通るか不安であれば、登録時に資格や職歴などのプロフィールを充実させるといいでしょう。自分の市場価値を少しでもアピールしておくことが大切です。
プロフィールを書くのは面倒ですが、今後の転職活動でも自己PRや職歴を書く前の練習だと思って取り組みましょう。
ビズリーチはこんな薬剤師におすすめ
ビズリーチは使い方次第であなたの強い味方になります。特にこんな薬剤師にビズリーチはおすすめです。
- 薬剤師以外の仕事に転職したい人
- もともと企業で働いている人
- 自分の市場価値を知りたい人
逆に調剤の仕事を探している人、一刻も早く次の転職先を探したいという方には向いていません。そんな場合は薬剤師向けの転職サイトを利用するといいでしょう。
ビズリーチがおすすめな人とその理由について、それぞれ解説していきます。
薬剤師以外の仕事に転職したい人
現在薬剤師として働いていても、他の仕事がしたいと考えている人もいるかもしれません。私も薬剤師になったものの調剤の仕事が合わず、ドラッグストアで働いているとき適応障害になってしまいました。
「薬剤師の資格があるから」と調剤の仕事にこだわらなくても、他にできる仕事はあります。
一方で薬剤師が企業に転職したケースは少なく、どんな仕事があるのか調べるところからスタートしなければいけません。ビズリーチは薬剤師という枠を超えて仕事を探すのにピッタリのサービスです。
もともと企業で働いている人
もともと企業で働いている人にもビズリーチはおすすめです。
企業でのキャリアがある人は経験を見込まれてスカウトをもらいやすく、ビズリーチの強みを存分に活かせます。実際に企業へ勤めている後輩から転職の相談を受け、ビズリーチをすすめたところ超大手企業の内定をゲットしていました。
また、すぐに転職するつもりはなくても、登録しておけばスカウトを通して年収の相場がわかります。今の会社で経験を積み、より待遇のいいポジションに挑戦するという手もあります。
私も転職後、そのままビズリーチに登録しています。もし今の会社から転職したいと思ったら、またビズリーチを使って企業を探す予定です。
自分の市場価値を知りたい人
「今すぐ転職を考えていないけれど、自分の市場価値が気になる」という方にもビズリーチはおすすめです。転職する予定が今の時点でなくてもビズリーチに登録してOKです。ビズリーチに登録しただけで転職エージェントから電話がかかってくることはありません。
調剤以外の仕事を始めるなら、薬剤師免許の他にも付加価値が必要になります。自分の可能性を知りたい方にも、ビズリーチは最適なツールとして使えます。
まとめ
ビズリーチは登録しておくことで、スカウトを待つ形で転職活動が始められます。ハイクラス向けなので求人の質も高く、信頼できる転職サイトです。
薬剤師で企業への転職に興味がある人や、企業へ転職したいけれど何から始めたらいいのかわからない人。ビズリーチはそんなあなたに一番すすめたいサービスです。
もし企業への転職に興味があるなら、まずはビズリーチに登録してみましょう!
実際に未経験から企業に転職した話は、こちらで紹介しています。
もしビズリーチで転職して内定をもらったら、お祝いをもらうのも忘れずに!