薬剤師が転職エージェントを使わないで転職できる?自主応募する方法を解説!

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転職したいけど、エージェントとやりとりするのが億劫・・・

エージェントに頼らず、自分で転職活動したい!

転職したいけれど、エージェントを利用することに抵抗がある薬剤師の方へ。

「転職エージェントを利用すると連絡がしつこいのでは?」、「強引に転職をすすめられるかも」と不安に思うこともあるかもしれません。

転職経験や検討している転職先によっては、自主応募でも転職できます。

ただし転職エージェントを利用することで得られるメリットもあるので、すぐに「転職エージェントは絶対に使わない!」と決めるのはおすすめしません。

私は転職エージェントを利用して、ドラッグストア薬剤師から転職しました。

私自身が実際にエージェントを使った体験から、今回は薬剤師が転職エージェントを使わないで転職する方法と、転職エージェントのメリット・デメリットについて紹介します。

目次

転職エージェントを使わずに転職は可能!でも向き・不向きがある

転職エージェントを使わなくても転職する方法はあります。しかし応募から内定後の交渉まで自分で進めなければいけないため、上級者向きの方法です。

こんな人は自分で転職活動を進めてもいいでしょう。

  • 実際に転職した経験があり、流れを一通り知っている
  • 転職先が決まっており、直接応募できる
  • 勤務開始時期や年収を含めて、自分で交渉できる自信がある

逆にこんな人は転職エージェントを利用するのがおすすめです。

  • 初めて転職する
  • どこに転職するか、まだはっきり決まっていない
  • 転職にあたり、誰かに交渉や相談をお願いしたい

あなたはどちらに当てはまるでしょうか?

転職エージェントを使わずに転職する方法5つ

転職エージェントを通さずに転職する方法は、次の5つです。

  • ホームページから直接応募する
  • 知り合いに紹介してもらう
  • 求人ボックス、Indeedなど求人広告型サイトから応募する
  • SNSを通して応募する
  • ハローワークを利用する

それぞれの方法と特徴について解説します。

ホームページから直接応募する

転職サイトだけでなく、転職先のホームページにも求人が載っています。

ホームページの連絡フォームから直接コンタクトを取れば、転職エージェントを使わなくても転職先に応募できます。エージェントを挟まない分、連絡もスムーズです。速ければ応募した翌日に採用担当から電話やメールが来ます。

直接応募をすると転職先も仲介手数料を払わずに人材を確保できるので、こちらと転職先のお互いにとってメリットがあります。

一方で選考を進むにあたり、スケジュールや年収の交渉を全て自分で行わなければいけません。交渉に自信がない人は転職エージェントのサポートを受けるといいでしょう。

知り合いに紹介してもらう

転職エージェントを使わなくても、薬剤師として働いている知り合いが仕事を紹介してくれるケースもあるでしょう。

職場の雰囲気についても具体的に教えてもらえる、知り合い経由で人となりが相手に伝わりやすいのがメリットです。職場によっては紹介した人、紹介で入社した人それぞれにお祝い金が出るところもあります。

実習先の薬局や病院の雰囲気が良かったら、そちらに転職できないか打診してみるのも手ですね。会社の先輩は美容系の専門学校に通いたいと思い立ち、元実習先の薬局でパートをしながら勉強しています。

デメリットとしては知り合いの立場を考えると一度転職したら辞めにくいこと、他の職場と比較がしにくいことです。いざ転職してみたら相場より給与が安かった、という可能性も。

知り合いの職場に転職するつもりでも、一度は他の求人をチェックして比較するといいでしょう。

求人ボックス、Indeedなど求人広告型サイトから応募する

求人を見る方法として、転職サイトに登録しなくても求人広告型サイトを利用する方法もあります。

求人広告型サイトには転職エージェントがいないので、転職先が直接出している求人であれば求人の閲覧や応募をしても転職エージェントから電話がかかってくることはありません。幅広い求人を気楽に探せるのが、求人広告型サイトのメリットです。

注意点としては、薬剤師向けの求人に限らないために絞り込むのが大変なこと、そして薬剤師向けの転職サイトが掲載している求人もあることです。薬剤師向けの転職サイトが出している求人に応募するために、掲載元で会員登録が必要になる場合があります。

また、求人広告サイトでは各転職サイトの非公開求人は確認できません。

SNSを通して応募する

SNSで薬剤師を募集している人のアカウントにコンタクトを取って応募するという手もあります。普段の投稿から相手の人となりをある程度知れるので、求人から応募するよりハードルは低いかもしれません。実際、個人薬局の経営者がX(旧Twitter)で薬剤師の募集をしている投稿を見かけたことがあります。

SNS経由の応募は気軽に感じるかもしれませんが、実際に会うまで相手の素性を確かめる術がありません。また他の求人と比較していなければ、相場より低い年収を提示されても気付かない可能性もあります。

転職は人生のターニングポイントです。「ここでいいや」と勢いで決めるのではなく、慎重に判断しましょう。

もし魅力的な求人がSNSで見つかっても、一度は他の求人と比較することをおすすめします。

ハローワークを利用する

求人を転職サイト、転職エージェント経由ではなくハローワークを利用する方法もあります。

確かにハローワークを利用すれば転職エージェントを使わないで転職活動できます。

しかしブラック求人も紛れている上、ハローワークに限定すると選択肢が極端に減るのでおすすめはしません。

特段の事情がなければ他の方法を利用した方が良いでしょう。

転職エージェントを利用するメリット5点

転職エージェントを利用すると、次のメリットがあります。

  • 非公開求人に応募できるので選択肢が増える
  • 希望に合った求人を探してくれる
  • 選考対策を助けてもらえる
  • 条件交渉、スケジュール調整をお任せできる
  • 転職先の情報が豊富

総じて「転職活動が楽になる」というのが転職エージェントのメリットです。

それぞれのメリットについて、より具体的に解説します。

非公開求人に応募できるので選択肢が増える

求人サイトには非公開求人があり、閲覧するには登録が必要になります。

企業名が非公開の場合もこちらから直接応募することができません。転職エージェントを利用しない場合は、応募先の選択肢が限られてしまいます。

「もしかしたら他の選択肢もあったかも…」と後悔しそうな場合は、転職エージェントへ登録だけでもしておくことをおすすめします。

特にマイナビ薬剤師は非公開を含めた求人数がダントツに多いので、他の選択肢を見たい人は登録しておくといいでしょう。


希望に合った求人を探してくれる

自分で転職先を探す場合、膨大な求人の数から自分の希望にマッチしたものを探さなければいけません。求人を探すだけでもかなりの労力がかかります。

転職エージェントを利用すれば、あなたの希望にマッチした求人を一緒に探してくれます。複数の求人から比較した上で判断できるので、納得のいく転職活動がしやすいでしょう。

私が転職エージェントに依頼したときは、希望に合った求人を4~5社探してくれました。各求人の具体的な違いも教えてくれたので、応募先を決定するとき良い判断材料になりました。

選考対策だけでなく、求人を探す段階でも転職エージェントは役立ちます。

選考対策を助けてもらえる

就職活動の経験が少なく、転職活動の進め方に自信がない場合は、転職エージェントのサポートを受けた方が安心です。

転職エージェントを利用すると、職務経歴書の添削や模擬面接などのサポートをお願いできます。自分で転職活動を進める場合、全て自分で調べて進めなければいけません。

私も始めて転職活動をしたときは転職エージェントを利用しました。

最初は成功する自信がなく悩んでばかりいましたが、職務経歴書を添削してもらったり、模擬面接でフィードバックを受けたりするうちに自信を持って選考に臨めるようになりました。

もし私が転職エージェントと模擬面接をしていなければ、面接本番に緊張しすぎて自然な受け答えができなかったと思います…。転職エージェントとのやりとりが面倒という気持ちもありましたが、総合的に見て利用して良かったと感じています。

条件交渉、スケジュール調整をお任せできる

転職エージェントを利用すれば、応募先にこちらの希望をあらかじめ伝えてくれます。求人を絞る際もこちらの提示した条件を考慮しながら探してくれます。

エージェントが間に入ってくれることで時間がかかることもありますが、一方で手間のかかる交渉を請け負ってくれることはメリットになります。
自分で応募する場合はこちらから条件を交渉しなければならず、応募先とスムーズにコミュニケーションをとる必要があります。

自分で交渉できる自信があれば問題ありませんが、もし自信がない場合は転職エージェントの利用も検討しましょう。

転職先の情報が豊富

転職エージェントによっては、求人に載っていない転職先の情報を教えてくれます。転職先を選ぶ上で判断材料は大いに越したことはありません。

薬局に転職した友人は、「転職エージェントに職場の人間関係や経営者の性格まで教えてもらった」と言っていました。初めての転職でも不安なく進められ、納得のいく転職先を見つけられたようです。

直接応募の場合は求人に書いてある情報しか得られないため、手に入る情報の量に差が付きます。

転職エージェントを利用するデメリット3点

転職エージェントを利用するデメリットは、次の3点です。

  • 連絡を取るのが面倒
  • 合わない転職エージェントに当たることも
  • 複数登録した場合、管理が大変

それぞれ体験をベースに解説します。

連絡を取るのが面倒

転職エージェントを利用すると、こまめに電話やメールが来ます。こちらの転職活動の状況を把握し、必要なサポートを考えるためです。

必要だからとはいえ、転職エージェントと頻繁に連絡を取るのは面倒に感じるでしょう。「早く転職先を見つけなきゃ」とプレッシャーを感じる人もいるかもしれません。

とはいえ、転職サポートという恩恵を受けられるのも事実です。メリットと手間を天秤にかけて、自分の納得できる方を選びましょう。

合わない転職エージェントに当たることも

合わない転職エージェントに当たった場合、転職活動がストレスになってしまうかもしれません。

私も実際に転職エージェントとのやりとりに疲れてしまったことがあります。

薬剤師向けではなく一般企業向けの転職エージェントですが、求人への応募を急かしてきて「なぜこの企業ではダメなんですか?」「早めに応募した方がいいですよ」とかなり強引な調子で転職をすすめられました。電話がかかってくるたびに気が滅入るので、途中でその転職エージェントを利用しないことにしました。

もちろん、こちらのニーズを聞きながらより良い選択を一緒に考えてくれる優秀なエージェントもいます。「どんなエージェントに出会えるかは運次第」というのが今まで転職活動をしてきて正直な感想です。

一度登録してみて、もし合わないエージェントに当たったら担当者を変えてもらうか、他者のエージェントを利用しましょう。もしエージェントが合わなかったときのために、複数の転職サイトに登録しておく手もあります。

複数登録した場合、管理が大変

何社もやりとりしていると、どの転職エージェントとどのような話をしたか混乱してしまうかもしれません(転職サイトの企業名も似たような名前が多いので「ややこしい!」と思っていました…)。

選考が進み複数の求人へ応募する際はスケジュール帳にエージェントの名前と応募した求人、話した内容を整理してまとめておくのもいいでしょう。誰からどの求人について連絡がくるのか一目でわかります。

また、連絡方法も工夫できます。メールや電話だと思い出したり、履歴をたどったりするのが大変なので、使える場合はLINEを活用しましょう。メールよりカジュアルにやりとりがしやすい上、メッセージをさかのぼることで簡単に履歴がたどれます。私が利用した転職サイトでは、マイナビ薬剤師薬剤師ワーカーではLINEで連絡をとることができました。

迷ったらとりあえず登録がおすすめ

転職エージェントを使う、使わないはもちろんあなたの自由ですが、転職エージェントを利用しない方法は「転職先がほぼ固まっており自力で対策を進める自信のある人」に向いています。

転職活動に不安を感じているのであれば闇雲に一人で行動せず、転職エージェントを利用しましょう。

迷っているのであれば、まずは気負わずに「試しに使ってみる」くらいの気持ちで転職エージェントと話してみてもいいでしょう。どの転職エージェントも登録、面談は無料です。

転職サイトに迷ったら次の3つがおすすめ

  • マイナビ薬剤師:求人数が多く非公開求人も多いので、迷ったら登録しておくと◎。
    転職後も連絡が来ることがありますが、メールで登録解除したら来なくなりました。
  • ファルマスタッフ:こちらも求人数が多く、サポートが丁寧でした。
  • 薬キャリ:病院、企業の求人が豊富。これらを志望しているなら登録しておくと良いです。

エージェントに登録したからといって、絶対に紹介された求人から転職先を選択しなければいけないわけではありません。もしエージェントの押しが強い、相性が悪いという不満があれば他のエージェントに変更することもできます。

この記事を参考に、自分に合った方法で転職活動を進めましょう。

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