転職に悩む薬剤師がすべきこと【企業へ転職した私の体験談】

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転職したいけど、何から始めていいかわからない・・・

とりあえず転職エージェントに登録したけど、
どうやって求人を選んだらいいんだろう?

自分に合った転職先を選びたい!

この記事はそんな人のために書きました。
私は薬剤師として新卒でドラッグストアに入社しましたが、入社3年目で未経験から企業のメディカルライターとして転職しました。転職するまでは自分に合った仕事がわからず常に不安でしたが、今では自分に合った仕事に就くことができています。
今回は私が自分に合った企業を見つけるために実践したことをご紹介します。この記事を読めば、転職するか悩んだ時に解決するヒントが見つかります!

目次

転職を考えたらまず自己分析

転職について調べていると、「自己分析が大事」という言葉をよく目にしますよね。しかし具体的に何を分析すればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?自己分析は掘り下げれば本が一冊書けるくらい奥が深い内容ですが、今回は私の体験に絞ってお話します。
自己分析と聞くと面倒くさそうですよね。確かに今まで意識してこなかったことまで考えないといけないので、手間はかかります。しかしここで自分の性格や考えを言葉にしておくと、職場と自分のミスマッチが防げてなおかつ職務経歴書や面接の内容で相手にしっかり自分のことをアピールできます。

自己分析で考えたこと

  • 自分の適性を分析する
  • 今の職場に対する不満を分析する
  • 転職先に求める条件に優先順位をつける

自分の適性を分析する

自分の強みや興味について、思いつくものを書いていきます。絞り込むのは後からでもできるので、この段階では仕事に関わることでなくても大丈夫です。
私の場合は文章を書くことが得意で、接客よりはものを一から制作することに興味がありました。大学時代に打ち込んでいた塾講師や、ドラッグストアに入社してからハマったメイクについても書いていました。好きなことをそのまま仕事につなげるのは難しくても、得意なことや続けていて苦にならないことは仕事でも活かせる可能性があります。
自分の適性を考えても何も思いつかない場合、気軽に診断テストの形式で進めたい場合はミイダスで適性が診断できます。薬剤師には関係ない仕事がおすすめに出てくるかもしれませんが、参考程度に見ておけばOKです。私が学生時代に就活したときは一番上に「アナウンサー」が出てきました・・・。


自分で得意に思っていることでも、客観的に適性があると診断されると自信がつきます。逆に当たり前にできてしまうために得意であるという自覚がなくても、診断することで強みとして認識できるかもしれません。

今の職場に対する不満を分析する

転職を考えているということは、今の職場に何かしらの不満や物足りなさと感じているのではないでしょうか?仮に転職しても、その不満が解消されなければ意味がありません。
私の場合はドラッグストアで働いていたので、不規則な生活に不満がありました。土日も休めないので家族とも休みが合わず、帰りが遅いと食事も一緒にとれません。転職してからは土日休みで在宅勤務なので、家族との時間を確保できています。
他にもキャリアや人間関係に悩む人が多いかもしれません。働いているうちに当初考えていた方向とは違うキャリアを進みたくなることもありますし、職場の人間関係が悪いとモチベーションも下がりますよね。
転職しても人間関係が悪い環境に当たるかも…と考えている場合、転職エージェントへ相談してみるのも手です。転職サイトによっては転職先の人間関係まで情報を持っていることもあります。転職サービスはなんとなく登録するよりも、目的意識を持って利用した方が情報に振り回されずに済みます。

転職先に求める条件に優先順位をつける

転職先を選ぶときは現職の不満を解決できて、自分の強みが活かせる仕事を選べれば成功といえそうですよね。といっても完全に希望と一致するような求人はなかなかありません。求人に合わせて条件を緩める必要もあるでしょう。
そこで最後に考えるのが優先順位です。希望の条件で一番譲れないものは何かを考えましょう。仮に他の条件がそろっていても、そこが合わなければ転職しても苦しい思いをすることになります。
私の場合は土日休みで在宅勤務ができることはマストでした。家族がいれば勤務地にも制限がありますし、一定以上の給与を確保したいという人もいますよね。

転職するか迷っているときにしたこと

そもそも転職しようか迷っている場合、私がしたことは以下の3点です。転職エージェントと面談したり、自己分析したりするほどの時間やモチベーションがなくても、仕事の合間にできます。ゆるく転職準備を始めたい場合はこちらの内容がおすすめです。

転職するか迷っているときにしたこと

  • 本を読んだ
  • とりあえず情報収集だけしておいた
  • 身近な人に相談した

本を読んだ

転職活動を本格的に進める前に、自分のキャリアについて参考になりそうな本をいくつか読みました。いくつかご紹介します。特に最初の1冊は薬剤師向けの本なので、転職する前に読んでおくことをおすすめします。

薬剤師の新しいキャリアデザイン戦略


キャリアに悩む薬剤師全ての方におすすめしたい本です。今後の薬剤師の市場価値や、キャリア選択のポイントについてわかりやすく解説しています。将来薬剤師という仕事がどうなっていくのか、どのような人材が今後必要とされるかがわかればキャリア設計にも役立ちそうですよね。結婚や出産などのライフイベントや、今後の市場価値など長期的な目線で転職活動を行いたいときにほしい情報も載っています。
ケーススタディで実際に悩んでいる人の視点も書いてあり、堅苦しくないので読みやすいです。薬剤師同士や転職エージェントとの会話から登場人物が自分のキャリアと向き合うという流れで進んでいくので、本を普段読まない人でも手に取りやすいのではないかと思います。

転職の思考法


そもそもどんなキャリアを進むべきか、全く見当が付かない・・・という人におすすめの本です。転職を考えたとき軸として考えることについて解説しています。
薬剤師は引く手あまたの仕事だからこそ、深く考えなくてもとりあえず働くことができてしまいます。だからこそあえて、自分のキャリアを見直すタイミングで自分の市場価値をどう生み出すか考えることも重要です。
これも転職を迷うサラリーマンと転職エージェントの会話を中心に展開していくので、エンタメ小説のような感覚で読めます。

LIFE SHIFT

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転職というよりは人生がテーマになりますが、仕事も結局は人生の一部なので決して無関係ではありません。特に女性の薬剤師さんだと「薬剤師免許を取れば子育てして会社を辞めてもパートで稼げる」と言われて薬学部をすすめられた人もいるのではないでしょうか。しかし今後寿命が延びて働く期間も長くなると、就職後の学び直しなどキャリアに多様な選択肢が生まれます。
有名な本なので書店で見たことがある人も多いかもしれません。他の本よりボリュームがあり本を読む習慣がない人にとっては手を出しづらいかもしれませんが、新しいものが好き、今後の生き方に悩んでいる人にとっては楽しく読める本だと思います。
薬剤師であっても一生同じ仕事をする必要はありません。大学院へ入り直して研究してもいいですし、他にやりたいことを見つけたらパートで働きながらそちらに取り組んでもいいですよね。仕事というより生き方そのものに悩んでいる方はこの本がおすすめです。

とりあえず情報収集だけしておいた

公開求人のみではありますが、検索してみると転職サイトに登録しなくても閲覧できます。もし転職するとしたら、自分がどんな求人を狙えるのかを知る指標になります。見るだけであればスキマ時間にもできますし、サイトに登録する必要もありません。
一点注意してほしいのは、個人のブログは転職をすすめる内容が多いことです。人によっては転職がプラスに働くこともありますが、転職はあくまで自分がより幸せになるためのいち手段。人によっては現職を続けた方がいい場合もあるはずです。情報収集に没頭するあまり目の前の情報に流されないようにしましょう。どうしたらいいかわからなくなってしまった・・・という場合は、一度ネットから離れるのも手です。
ネットはもちろん便利なツールですが、自分に必要な答えが必ずしもネットに書いてあるとは限りません。

なお「そもそも薬剤師に向いていないかも…」「転職だけでなく副業にも興味がある」という場合は、このブログの記事が役立つかもしれません。もし興味があれば他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
転職サイトも紹介していますが、あくまで読んだ人のプラスになるものを書きたいと思って更新しています。

身近な人に相談した

大学の同期や先輩、仲の良い友人に相談する手もあります。相手の仕事について聞いてもいいですし、自分の悩みを打ち明ければ親身になって聞いてくれるかもしれません。自己分析の際も、人からの評価を聞いてみることで思いもよらないアイディアが生まれる可能性もあります。
注意点としては、職場や親世代の人に相談するのはあまりおすすめしません。職場の人から転職するという噂が流れるリスクがありますし、転職という選択肢が今ほど一般的でなかったために親世代からは「せっかく入ったのに」と反対される可能性が高いです。私も転職して仕事に慣れてきたタイミングで事後報告しました。

迷ったら最初はゆるく始めよう

転職についてネットで検索すると広告や転職サイトの記事が出てくることが多く、中立な意見を聞く機会が少ないと感じました。多くの記事は今すぐ転職することをすすめてくるかもしれません。
しかし、転職には人によって自分のタイミングがあるはずです。私も最初に転職を考えたときは悩んだ挙句、一度現職を続ける決断をしました。現職で経験を積むことや社内で異動することが今の悩みを解決することもあります。迷ったらとりあえず情報収集や適性を考えることから、ゆるく始めてみましょう。

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