薬剤師が企業へ転職して良かったこと【興味があるなら挑戦しよう】

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企業へ転職してみたいけど、実際の働き方が想像つかない・・・

実際に企業で働いている薬剤師の声を聞きたい!

企業で働いている薬剤師って、博士持ってたり東大卒だったりするんじゃないの?

この記事はそんな人のために書きました。
私は私立薬学部卒業後、新卒でドラッグストアに就職してからメディカルライターとして企業に転職しました。結論から言うと、企業へ転職して良かったと思っています。もし調剤薬局や病院で働いていて転職を考えている方がいたら、この記事を読んで企業への転職も選択肢に入れてみてください。

目次

薬剤師でも企業に転職できる

私は博士でもなく、東大や京大などの旧帝大などを卒業しているわけでもありません。それでも企業にすることができました。転職できた要因は強いて言えば、第二新卒のうちに動いたことです。30代になってから入社した同期もいますが、求人を見ていても未経験の仕事は年齢が若いうちに挑戦した方が成功しやすいようでした。
働いていて大変なこと、良かったことをまとめますので、もし魅力を感じたら企業への転職活動を始めてみましょう。情報収集するだけであれば、迷っていてもOK。今の仕事を続けるにせよ転職するにせよ、悔いがない判断ができることが大事です。

企業に転職して大変だったこと

新しく覚えることが多い

私が企業に転職するまでは、実習で薬局や病院の業務を教えてもらうことはあっても、WordやExcelの基本的な使い方や資料の作成方法を身に付ける機会がありませんでした。調剤の仕事はルーチンワークが多く、一度覚えてしまえば新しく覚えることは多くはありません。逆にいえば薬剤師としての仕事以外にも興味がある人は新鮮味を覚え、やりがいを持って仕事を覚えられます。

転職の準備が大変

薬局や病院の選考は面接のみで決まるところも多く、薬剤師が不足する職場であれば容易に内定が得られます。企業の選考は薬剤師の資格が必要ではないところも多く、選考は一度の面接だけでなくSPI(適正検査)や課題が必要になることもあります。それぞれにしっかり対策が必要になるので、転職するには相応の覚悟と準備が必要になります。
一人で対策できる自信がない・・・という人は転職エージェントの助けを借りましょう。職務経歴書の添削や面接の練習など、必要なサポートをしてくれます。最初は不安かもしれませんが、きちんと対策さえしておけば難しいことはありません。

調剤経験は積めない

企業に就職すれば調剤の現場を離れることになるので、当然ですが薬剤師としての経験は積めません。企業に就職してから調剤へ戻る場合はブランクがある状態から再スタートを切ることになります。ブランクがあったり調剤未経験であったりしても転職がしやすいのが薬剤師の強みですが、経験者採用の求人が選べないので求人の選択肢が少なくなるのは事実です。

企業に転職して良かったこと

土日休める

薬局やドラッグストアの多くは土日も営業しており、シフトが入っていれば出勤しなければいけません。平日休みだと友達や家族と休みが合わなかったり、週末のイベントに参加できなかったりすることも・・・。
私はドラッグストアで働いていたとき、夫と過ごす時間が少ないことが不満でした。生活リズムが合わず、どうしてもすれ違いがちの生活になってしまいます。土日休みになってからは夫と休みを一緒に過ごせるようになり、暮らしが充実しています。

在宅で仕事ができる

薬剤師の仕事のうち、多くは接客業です。店舗まで出勤する必要があり、在宅勤務という働き方がしづらい仕事です。出勤には時間もかかり、通勤中の電車や職場には感染リスクもあります。職場が遠かったり、通勤電車がいつも混みあったりしていると職場へ向かうだけで疲れ切ってしまいますよね。
企業の仕事にはテレワークができるものも多く、私も転職してからはほとんど在宅で仕事をしています。通勤のストレスがなく、合間に家事をこなすこともできるので働きやすくなりました。最初はコミュニケーションにコツがいりますが、慣れると快適ですよ。

一般的なビジネススキルを学べる

大変なこととして「覚えることが多い」と書きましたが、これは裏を返せば一般的なビジネススキルを学ぶいい機会になります。私は企業に勤めて初めて、スケジュールの見積もり方やプレゼンテーションスキルを身に付け、自分の仕事で生まれる利益や自分の市場価値について考える習慣を持つようになりました。
もちろん薬剤師として調剤業務を長年続けていれば薬剤師としての専門性は高まりますが、よほど自分で興味を持たなければこれらに触れる機会はほとんどありません。

高収入を狙える可能性もある

薬剤師で高収入を狙うには管理薬剤師やエリアマネージャーになる、自分で開業するなどの方法があります。しかし実際にそのポストを得られる人は限られており、経営者やマネージャー職に就けば責任も強く求められます。国の政策としても医療費を下げる傾向にあるため、ベースが高くても収入アップを狙いづらいのが薬剤師の難点です。
企業であれば、会社の業績や自分の成績に応じて昇給やボーナスが弾むこともあります。私も会社の業績が良かったお陰で臨時ボーナスをゲットしたことも。

風通しが良い環境で働ける

もちろん企業の中にも人間関係はありますが、実際に働いてみると医療機関より企業の方が風通しが良いと感じました。企業には薬剤師だけでなく多様な人が働いており、チームの入れ替わりもあります。別なチームの人と仲良くなって食事へ行くこともありました。ドラッグストア時代には他の店舗で働く人との接点がほとんどなく、店舗の中で折り合いが悪いと苦痛を感じながら働かなければなりませんでした。
狭い人間関係で疲れてしまう人は、もしかしたら企業の雰囲気が合っているかもしれません。

興味があるなら、まずは調べてみよう

これを読んで、企業へ転職したい!と思う方もいるかもしれません。一方で人によっては転職して後悔しないか、転職エージェントの強引な勧誘にあうのではないかと不安な気持ちもあるでしょう。
迷っている場合は、とりあえずビズリーチの登録がおすすめです。理由は以下の3点です。

  • 年収や業種など、自分の市場価値がわかるから
  • いきなりエージェントから電話がくることがないから
  • 職務経歴書や自己PRなどの登録が、転職活動の良い練習になるから

ビズリーチに登録すると企業の求人が見られるだけでなく、企業やヘッドハンターからスカウトメールが来ます。実際に私もビズリーチへ登録したところ、スカウトメールがメディカルライターへの転職を考えるきっかけになりました。企業の求人を転職サイトで探すならdodaエージェントサービス薬キャリがおすすめです。
実際に転職活動を始めてからの流れはこちらの記事を参考にしてください。

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